そのため、時によっては宿題を出すという立場にあったのですが、
宿題を出してもやってこないやつが出てくるわけで、そういうのにいちいち対応していたらとてもじゃないですが何時になっても生徒も帰せませんし、こちらも帰れません。
せめてその日にやった授業のことだけしっかり覚えさせて帰るのが私のポリシーでした。
しかし、ある日親御さんから電話が入り、子供が家で勉強しなくて困る、
ついては宿題を出してくれ、といわれました。
家で勉強しないのまで塾のせいにされるのはとても困るのですが、
そんなモンスターペアレントと戦う余裕は授業30分前の私には残っておらず、
とりあえず話だけは承りました。
その日の授業が終わってから、電話をしてきた親の子供を呼んで話をしました。
「そんな訳だから、これが宿題だ」とわたしてやると、
「先生、あたしやんないよ(苦笑い)」
「いいから持っていけ(宿題出しさえすればこっちの仕事は終わりだ)」
なんとも意味のない時間でした。
親がそのパワーを「自分で子供に勉強させる」ほう
に向けるだけで解決するのですがねえ。